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2005年04月30日

知識バカと本当の技術者

spid.ero.usを眺めていて、以下の二つのエントリが目に留まりました。

前者はかなり前に書かれたもので、なぜ今更?という気もしますが、内容は乱暴に要約すると「知識重要」。たとえば、

Perl で何かしらの処理を行いたいという場合、そのソリューションのほとんどが、先人の知識として CPAN に集約されています。自力で書いていたら3日かかるコードが、CPAN モジュールでわずか 30 分で実装できてしまう、なんてことが多くあります。こうなってくると、いかに優れたアルゴリズムを考え出すかよりも、いかに多くの CPAN モジュールを知っているかということが重要だったりします。

という具合です。

後者の「技術者と作業員」の話は、凄まじい問題解決能力を持った本当の技術者と、その技術者が作った装置や部品を組み合わせて使う単なる作業員の両方が技術者(エンジニア)と呼ばれているのを、区別する呼び方はないか?というものです。

両者をあわせて考えると、「優れたアルゴリズムを考え出す」ような人が本当の技術者で、多くのCPANモジュールを知っていて、それを組み合わせて使う人は(置換可能で誰でもちょっと勉強すればなれる)単なる作業員ということになるでしょうか。

もちろん、世の中には両方の人が必要です。それに、ある分野では作業員でも、別の分野では問題解決能力を発揮するという人もいるでしょう。プログラミング能力としては単なる作業員的な域を出ない人が、プレゼンテーション能力とか経営的センスが優れていて成功したならば、それはそれで素晴らしいことです。プログラムなんて単なる手段であって、如何にそれを応用できるかが大事だという考え方もあるでしょう。

情報収集能力に長け多くの知識を持っている人は、傍からみるとできる人に見えるかもしれませんが、実は単なる知識バカということも多いようです。個人的には、知識バカにはなりたくないし、本当の技術者に少しでも近づきたいと思っているので問題解決能力を身につけたいのですが、これは大変難しいことです。

投稿者 tam : 2005年04月30日 10:45

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